工場内の「水蒸気」は あらゆる問題 を引き起こす可能性があります!
工場内の水蒸気処理の重要性と不具合について 工場内で発生する水蒸気を適切に処理しないと、様々な問題を引き起こ…
こんにちは、合同会社 PLAN IN PLACE 代表の西村です。
私は今まで、多くの方々と出会い、そして仕事をしてきました。
その経験の中で学んだことは、人から仕事ができると言われる方々には、必ず 「自分が考える成功へのイメージがあり、またそれを達成するストーリーを持っている」ということです。
これは、単なる偶然ではなく、私は「仕事ができる人の標準仕様」と思っています。
さて今回も、できるだけわかりやすく、また役に立つ情報をお伝えしていきます。
それでは最後までよろしくお願いします。
*今回は「海外貿易を始める前に~なりたい姿をイメージしよう!~」がテーマです。*
皆さんはテレビやインターネットから頻繁に、国際的大企業のニュースを目にされていると思います。
しかし、これら国際的大企業にも必ず創業時代があり、また国際的大企業になるまでの 道のり (試行錯誤) があったはずです。
では、これから海外貿易を始めようとしている 小規模企業 (小規模事業者) の方々は、いったい何から始めたらよいのでしょうか?
セミナーに参加しても、新規事業開発の専門書を読んでも、図解や難しい市場分析手法を説明するばかりで、結局はよくわからなかったことが多いのではないでしょうか?
これから海外貿易を考える (始める) 状況においては、次の手順で検討してみてはどうでしょうか?
1)完成度の高い「海外事業計画」を立てようとするよりも、まずは「1・3・5年後に海外貿易がどうなっていたいか」をイメージしてみましょう。
*「1・3・5年後に海外貿易がどうなっていたいか」とは、ある種の「成功へのストーリー」のことです。
例えば、1年後には海外貿易の担当者が決まっている、そして輸出候補となる商品はAで、この商品をアジアのB国に売れるように営業活動を開始している。といった 大まかなストーリー (成功へのストーリー) です。
また3年後や5年後は、1年目のストーリーの延長線上、または枝分かれした内容になっているかもしれません。これらのストーリーはそれぞれの状況に合わせて設定する必要があります。
*ただし、これらストーリーは簡単にイメージできるわけではありません。やはり市場状況、業界や競合の動きもきちんと理解しておく必要があります。ですからイメージが生まれるもとになる、知識・情報・経験 を日々積み重ねること、 また、自分の感性 (=感じる性能) を常に高めておくことが大切と思います。
2)成功へのストーリー を立てたら、今度はそれが企業体力や会社方針に沿ったものかどうか、を客観的に、また冷静に判断してみることです。
なぜならば、このストーリーは個人の計画ではなく、会社としてのストーリーになるからです。あくまで、実現可能なストーリーであるためには、企業体力や会社方針に準じたものであることが前提となります。
3)成功へのストーリー が整ったら次は、ストーリー全体を鳥瞰し、さらに実行スケジュールを ”仮” 設定します。
実行スケジュールとは、これから活動する内容を時系列的に並べていくことです。
誰が、いつまでに、何をするか、といった手段をきっちりと明記しておくことが、実行スケジュールを立てる時のポイントになります。また数値で管理できる項目があればさらに効果的です。
4)実行スケジュールには、ストーリーを実現するための「手段」を設定する必要があります。
具体的には、縦軸に 実行項目 (手段) を記入、横軸に 実行する期間やタイミング を記入していきます。
*例えば、海外貿易を担当する人材をどうするかという問題が出てきます。社内から選ぶか、社外から経験者を採用するか、など対応方法はそれそれの状況に合わせる必要があります。
また、人材の確保以外に、販路開拓方法についても考える必要があります。例えば、当初は 商社を使う、もしくは公共機関 (商工会議所やJETROなど) に指導を依頼する、民間コンサルタントにお願いする、など対応方法は多岐に考えられます。
このように、実行スケジュールを達成するために必要な「手段」を、出来る限り加味していきます。
5)最後にもう一度、ストーリー全体を鳥瞰し、実行スケジュールを設定 (確定) します。
なおこの実行スケジュールには必ず、 マイルストーンを設定をしてください。
*マイルストーンとは、実行スケジュールの進捗確認や軌道修正を行う、重要なチェックポイント (地点) のことです。
これを設定することにより、ゴールまでの距離感、現状確認、問題の把握、などをチェックする ことができるようになります。
成功へのストーリーを考えるには、「原点」となる想い (事業の本質) や 理想的な将来像 が必要です。
また、経営者・事業責任者の方々が「将来どうなっていきたいのか」をステークホルダーに知らせることも、大変重要なことであると思います。
貴社が、
を徹底的に考えることによって、「貴社の理想とする未来を叶えられるストーリーとは何か?」がイメージできるようになれるのではないでしょうか。
【関連ブログ】
売れるストーリーを考える ~成功へのイメージを具体化しよう!~
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*最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。*
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