「成功へのストーリー」を考えよう!~仕事のできる人の共通点とは?~
こんにちは、合同会社 PLAN IN PLACE 代表の西村です。 私は 国内営業・海外貿易 合わせて35年…
こんにちは、合同会社 PLAN IN PLACE 代表の西村です。
台湾の方はよく「有 緣份」という言葉を使います。日本語で言うと「ご縁 がある」という意味ですが、男と女の間で使う場合には「運命ですね」という意味に近くなります。
私の経験から言えば、台湾において「縁がある、ない」という表現には「特別な感情や状況」が含まれており、例えば何かに成功して喜びを感じる時には「緣份 があった」とか、がっかりとして諦める時にも「緣份 がなかった」という使い方をします。
私の場合、韓国ビジネスにおいて「緣份」を強く感じたことがあります。そのビジネスは 日本からの輸出金額が6年間で3.5倍になる という信じられない好結果を残すことができましたし、またそのビジネスパートナーの方とは今でも「兄弟」と呼び合うほどの関係が続いているからです。
余談ですが、私の配偶者は台湾国籍で、これも「有 緣份」と言えるかもしれません。
皆さんはビジネスにおいて「緣份」を感じることはありますか?
さて今回も、できるだけわかりやすく、また役に立つ情報をお伝えしていきます。
それでは最後までよろしくお願いします。
*今回は「初めての海外ビジネス~台湾がおすすめの理由とは?~」がテーマです。*
私は 海外ビジネスに携わってきた30年余りの経験 から、次のように感じています。
海外ビジネスを検討する際、市場性やコスト面だけでなく、国家体制や政治動向、またビジネスパートナーの信用度も重要な検討項目であること、また 文化の成熟度や国民の教育水準 もビジネスに大きく影響する項目であること をしっかりと理解しておくことが大切だと思っています。
特に 文化の成熟度や国民の教育水準 を考えずにビジネス展開したあとで、販売不振に陥ったりする業種や品目があることを意外にも見落としがちです。この点については、私が商社員としてミヤンマーで勤務した際に 実体験から感じたこと でもあります。
まずはターゲットとなる市場を「フォーカスしたり鳥瞰したりしながら、プラス要因とマイナス要因を冷静に確認・判断すること」から始めるべきではないでしょうか。
日本企業から見た台湾市場には、以下のようなメリットがあります。
【関連ブログ】
台湾は半導体産業において「世界NO.1の国」です。
なぜなら台湾は、世界の半導体受託製造分野で60%以上の世界シェアを持っており、また先端半導体の分野においては、その生産能力が90%以上という圧倒的な世界シェアを持ちながら、その殆どを台湾で製造しているからです。
また半導体産業は台湾経済を代表する産業であり、台湾の2022年度・全輸出額のうち半導体の割合は33.4%で、ほぼ1 / 3 を占めています。
このような状況から、通信業界・自動車業界・家電業界を始め、ありとあらゆる産業において「台湾の半導体は必要不可欠なもの」となっており、この状況はすなわち、「台湾の半導体がなくては世界経済が成り立たない」ということを意味しています。
さらに「アメリカと中国の対立」や「台湾と中国の歴史的な関係」 が合い重なって、今日のように「世界から注目される台湾」となったとも言えます。 よって「台湾の半導体産業が今後どのように発展していくか」は、引き続き世界から注目されることなるでしょう。
私がまだ子供だった40~50年前、日本から見て台湾は決して先進国とは見られていない雰囲気がありました。たとえば「日本への出稼ぎ」とか「台湾バナナ」などといった日本人の表現には、決して良い感情が込められていなかったからです。
しかし、今から20年ほど前に日本の有名芸能人が出演する「台湾観光へ誘うCM」がテレビで放映されたことをきっかけに、着実に「台湾のブランド化」が始まったように私は感じています。
その頃、私は既に台湾国籍の配偶者と結婚していましたし、中国大陸・香港 勤務から日本に戻って、数年目の頃でもありました。
現在、日本では 「台湾の バナナ・パイナップル・マンゴー」などは他国から来たものより値段が高く、また高品質です。さらに、ここ数年の各社が行う「日本人が行きたい国ランキング」では、トップ3に入る国でもあり、「タピオカドリンク・台湾パンケーキ・台湾ドーナツ・台湾夜市」など、台湾に関係する単語が日本中にあふれていることは、誰もが理解できることと思います。
さらに、東日本大震災の時、台湾から日本に多額の義援金が送られたこと、アメリカや日本の大物政治家が台湾総統と会見するニュース、日本政府が台湾政府にコロナワクチンを (空輸で) 寄贈した時に「ありがとう日本」と言う言葉がインターネット上にあふれたこと、からみても 日本と台湾にとって「今は最高の時代であり、相思相愛の関係」 と言っても過言ではありません。
どうでしょうか、ビジネスにおいても、また民間交流や観光においても、日本と台湾は今「相思相愛の輝く時代」にいることは、皆さんにも理解してただけるのではないでしょうか?
最後になりましたが、皆さんにとって、台湾が「有 緣份」となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
【関連ブログ】
中小企業こそ海外ビジネスに向いている! ~海外で求められるスピード経営とは~
**********************************************
*最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。*
**********************************************
合同会社 PLAN IN PLACE の “事業の本質” とは
自社商品に愛着を持つ事業者の想いを傾聴し、「新しい方法や進むべき市場」を提案することで、両社が成長・発展し続ける未来を実現する ことです。
貴社の描くゴールを傾聴し、理想的なストーリーへと導くことをお約束します。
本気で 国内・海外 市場開拓を目指す経営者・事業責任者の方々とともに、「売れるストーリー」を見出し、実現まで伴走できることを心待ちにしております。
**新規開拓でお悩みの企業様、海外進出をご検討の企業様、まだ検討段階でとりあえず話を聞いてみたい経営者様・事業責任者様などを対象に、無料(リアル or オンライン)個別相談会 を随時承っております。まずはお気軽にお問い合わせください。
弊社WEBSITEの各ページ下部にある【フォームからのお問い合わせ】をクリックして、ご希望の日時をフォームに 記入・送信 していただければ、メール 又は お電話にてご相談日時を調整し、お客様との無料相談会の日程を確定いたします。**
【おすすめブログ】
月刊経営情報雑誌 MASTERS(月刊マスターズ) 2022年10月号 に紹介されました。
**********************************************
blog
「海外進出のイロハ」「貿易の仕組み」「貿易形態」「海外貿易のリスク」「取引条件」など、海外展開に役立つ情報を発信いたします。
こんにちは、合同会社 PLAN IN PLACE 代表の西村です。 私は 国内営業・海外貿易 合わせて35年…
こんにちは、合同会社 PLAN IN PLACE 代表の西村です。 私が1995年に台湾籍の妻と結婚してから…
こんにちは、合同会社 PLAN IN PLACE 代表の西村です。 今からおおよそ40年前、私が大学生だった…
こんにちは、合同会社 PLAN IN PLACE 代表の西村です。 私は海外貿易にたずさわって、はや30年以…