「成功へのストーリー」を考えよう!~仕事のできる人の共通点とは?~
こんにちは、合同会社 PLAN IN PLACE 代表の西村です。 私は 国内営業・海外貿易 合わせて35年…
こんにちは、合同会社 PLAN IN PLACE 代表の西村です。
私が初めての海外渡航したのは大学3年生の1986年で、場所は 中国 上海市 でした。
それから38年が過ぎ、4カ国(中国・香港《2回》・台湾・ミヤンマー)での海外勤務 や 数百回の海外出張を経て、今は日本を拠点に生活をしています。
振り返れば、私が大学生の頃は まだまだ「日本の国際化」という言葉がしっくりこない時代でしたが、今の日本は、あらゆる面で「真の国際化」が進んでいるように感じます。
政治や文化、また生活のあらゆる場面においても「日本の国際化が浸透している」ことは言うまでもありません。
そして私自身は、日本の国際化に尽力した多くの方々に対して、心から感謝の言葉をささげたいと感じています。
さて今回も、できるだけわかりやすく、また役に立つ情報をお伝えしていきます。
それでは最後までよろしくお願いします。
*今回は「台湾の国民性について~ Diversity=多様性 を積極的に理解しよう!~」がテーマです。*
私は20歳の時に初めて海外渡航を経験し、そのあと27歳から海外貿易に携わり、30歳の時に縁あって台湾の方と結婚しました。
どちらかと言うと、20歳までは国際的な考えは全くありませんでしたが、今から38年前に 中国 上海市 を訪れてから、「自分の中の国際化」が始まったように思えます。
それこそ何の予備知識もなく、当時の 中国 上海市 に数カ月ほど滞在したせいか、その文化や習慣の違い、また歴史の雄大さに圧倒され、当時の自分にとっては「人生観や価値観が大きく変化した」ことを今でも鮮明に覚えています。
今では、日本の文化や習慣が世界と異なることについて何の抵抗感もなく、「Diversity=多様性」の意味を自分自身がしっかりと受け止められるようになったと感じています。
また私自身が、世界を訪れたり、自分の配偶者を通じて台湾の親戚と交流することで、「脱 日本人」を自分自身に促したようにも感じます。
しかしながら、ここで私が皆さんにお伝えしたいことは、「日本の文化や伝統を捨てることが 日本の国際化ではなく、日本以外の文化や伝統を理解し、それを尊重することが 日本の国際化である」ということです。すなわち 「Diversity=多様性 を認め、そして受け入れることが 日本の国際化 である」という意味でもあります。
私は若い頃、能や狂言・各地の祭り など、日本古来の文化や伝統に対して、これらが 世界に誇れるもの とは少しも思っていませんでしたが、今はその逆で 日本の文化や伝統を絶やすことなく、世界の多様性を積極的に理解しながら受け入れたい と強く感じています。
私の妻が台湾人ということもあり、公私ともに30年近く台湾と交流する中で、私が感じてきた「台湾の国民性」 を以下に述べます。
*上記は 日本人の私 から見た「台湾の国民性」なので、アメリカなど 他地域から見た場合 には大きく内容が変わることは言うまでもありません。
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ここで余談ですが、日本では 時間外勤務 を「残業」と言いますが、台湾では「加班」と言います。
すなわち、日本では「仕事が残る」と表現しますが、中華圏では「仕事が 加えられる・増える」という表現になります。
この表現の違いは、私には「会社目線から見た表現 と 従業員目線からみた表現 の違い」のような気がしてなりません。まさにこれが国民性の違いから来る「表現の違い」なのかもしれませんね。
さて、皆さんにとって「仕事が残る or 仕事が 加えられる・増える」の どちらが しっくりくる表現 でしょうか?
【関連ブログ】
海外貿易の心得 ~相手国の文化や習慣、歴史を理解することから始めよう!~
私の経験から言うと、取引企業のある国や地域によっても、「Diversity=多様性」を感じることがあります。
例えば、自社の商品を海外輸出する場合、商品のデザイン・大きさ・価格 など、各市場の要望が異なるため、その要望にできるだけ適応した商品を提供することが、成功への近道であることはいうまでもありません。
また、現地に進出して法人経営を行う場合においても、進出先国の多様性を認め、そして受け入れなければ、法人経営を短期間で軌道に乗せることはむずかしいのが現状です。
思い起こせば私がミヤンマーで勤務していた頃、現地の方々と面談の約束をしても、 時間通りに来られることはまずありませんでした。これは、日本人からすると少し問題があるように感じますが、現地の方々からすれば「交通手段の確保、そして移動の一苦労」があるのですから、それを理解できない日本人の方が現実的でなく、少々変わっているのかもしれません。
それこそ 40℃を超える乾季、集中豪雨が続く雨季、荒れた道路を 乗り合いバス や サイクルリクシャー で必死に移動する現地の方々を見ていると、ミヤンマーの多様性を認め、そして受け入れなければ、日本企業としてビジネスをする資格はない・・・、と何度も自分に言い聞かせた頃を思い出します。
それゆえ、国際ビジネスにおいては「自国や自社の Identity=独自性 を忘れることなく、また Diversity=多様性 を認め、そして受け入れることよって、新しい価値を生み出していく 」ことが、これからの時代には、企業にとっても、また個人にとっても「必要なスキル」になっていくのではないでしょうか。
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*最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。*
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貴社の描くゴールを傾聴し、理想的なストーリーへと導くことをお約束します。
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【おすすめブログ】
月刊経営情報雑誌 MASTERS(月刊マスターズ) 2022年10月号 に紹介されました。
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