工場内の「水蒸気」は あらゆる問題 を引き起こす可能性があります!
工場内の水蒸気処理の重要性と不具合について 工場内で発生する水蒸気を適切に処理しないと、様々な問題を引き起こ…
こんにちは、合同会社 PLAN IN PLACE 代表の西村です。
私は今まで何百回も海外出張に行きましたが、海外の空港で 記憶に残る 数々のトラブル をたくさん経験してきました。
例えば、アジアのある巨大空港で国際便を乗り継ぐ際、到着ゲートから出発ゲートまで約4kmの距離を30分以内で移動しなければならないことがありました。
それはただ単純に空港内を移動するだけなら問題ないのですが、途中にセキュリティーチェックがあるため、実際には 巨大空港内をほとんど全力で疾走したことを、皆さんにご想像いただきたいと思います。
また20年前に初めてインドの国内空港を利用した時、ごった返す エアコンのない 狭い待合スペースで、空いた椅子もなく、頻繁に変更される出発時間や搭乗ゲートの 案内アナウンス に疲労と焦りを感じながら、つらい4時間を過ごしたこともありました。
たとえどれだけ余裕を持った 移動や乗り継ぎ計画 を立てていたとしても、慣れない海外空港で起きる 突然のトラブル にはかなわないですね。
皆さんは、海外の空港で「突然のトラブル」を経験したことはありますか?
さて今回も、できるだけわかりやすく、また役に立つ情報をお伝えしていきます。
それでは最後までよろしくお願いします。
*今回は「初めての海外輸出~ 物流=物の流れ をイメージしよう!~」がテーマです。*
「物流を制する者は」と入力してインターネット検索すると、検索結果には 多くの「物流を制する者は****を制す」というブログ が出てきます。
「物流=物の流れ」 はビジネスにおいてまさに キーポイント(Key Point)であり、「物流=物の流れ」 を考えずには ビジネスは成り立たない ことを意味した 有名な格言(金言) と言えます。
もちろん、海外貿易においても同じことが言えます。公共機関などが開催する 初心者向け貿易セミナー では必ず「3つの流れ」という キーワード(Keyword)とフローチャート(Flowchart) が出てきます。
その「3つの流れ」とは以下の通りです。
海外貿易において「3つの流れ」が大切なことは、私も同感です。
それこそ私も、 海外(輸入・輸出)案件を入手した際、まず最初に「物の流れ」を検討します。
例えば、輸出国から輸入国までの 輸送手段(海上・航空)・出荷単位(物量)・輸送や通関に必要な日数 などを大まかにイメージしたり、引合いが より具体的になれば 国際物流会社に 問合せや見積依頼 を行います。
また、食品を取り扱う場合は「物流=物の流れ」に細心の注意を払います。なぜならば、食品は 品質や賞味期限 の確保、さらには輸出国や輸入国において 手続きや規制 をクリヤーしなければならないからです。
よって、海外貿易における「物流=物の流れ」とは、あたかも「わが子を海外へ送り出す、もしくは わが子を海外から出迎える」ような気持ちで対応すべきことである と私は思っています。
まず、海外輸出案件で第一に考えなければならないことは、物量と物流(物の流れ) です。
短納期で受注した場合や、単価が高く物量(㎥)が小さい場合には、輸送コストが高い 航空便輸送 を利用することもありますが、多くの場合は輸送コストが経済的な 海上輸送《 コンテナ輸送(FCL or LCL)》を利用します。
また海上輸送の場合、そのほとんどは日本の主要港から出航となるため、工場や保管倉庫から日本の主要港まで商品を移動させる必要があります。
それゆえ、日本の主要港までの流れ・日本での通関手続き・海上輸送日数・相手国での通関手続き・相手国での販売ルートなど、一つ一つ「物の流れ(フロー)」を考えていくと、それに 必要な時間や発生する費用が 自然に理解できるようになります。
また食品の場合、賞味期限や品質を確保しなければならないので、最短の物流ルートを選んだり、輸送期間においては温度管理ができる手段(冷蔵・冷凍トラック/リーファーコンテナ)を使うなど、商品に対して細心の注意を払う必要があります。
たとえ機械を輸出する場合であっても、どのようなコンテナを使うべきか、またどのように 収納・固定 するかなど、輸送期間中の品質確保のため、経験豊富な国際物流会社のアドバイスを受ける必要があります。
どうでしょうか、一つ一つ「物の流れ(フロー)」を考えていくと、自分があたかも 商品に伴走しているような感覚 を覚えませんか?
この「自分が商品に伴走しているような感覚」こそ、私が皆さんにお伝えしたい「物流=物の流れをイメージする」という意味であり、まさにこれが 海外輸出の第一歩 なのであります。
【関連ブログ】
初めての輸入ビジネス ~押さえておくべき知識や注意点とは?~
例えば、混載(LCL)よりコンテナ1本(FCL)で出荷した方がよい場合があります。
ほんの一例ですが、以下の通り紹介します。
このようなケースは 「自分が実際に経験して初めて理解できること」 なので、普段から 注意と関心 を持って 物流=物の流れ を検討していきたいですね。
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*最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。*
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