華人と華人ネットワーク について ~中華系商人の特徴を知る~

台湾貿易の知識

こんにちは、合同会社 PLAN IN PLACE 代表の西村です。

私は海外貿易に30年以上たずさわる中で、多くの華人の方々と知り合うことができました

それはまさに、現地で大地に根を張った 生活やビジネス をされている、たくましい中華系の方々と言えます。

さて今回も、できるだけわかりやすく、また役に立つ情報をお伝えしていきます。

それでは最後までよろしくお願いします。

*今回は 「華人と華人ネットワーク について~中華系商人の特徴を知る~」がテーマです。*

華僑と華人について

皆さんは華人より華僑という呼び方を耳にしませんか?                        

一般的には、華人とは「外国にいる中華系 “現地” 国籍者」、華僑は「外国にいる “中華圏” 国籍者」と言われています。

また私の経験から言えば、海外に出た中華圏出身の方々は一代目が “華僑” 、その子孫は “華人” が多いように感じます。

さて、この華僑・華人と呼ばれる方々は一説によると、約6,000万人以上ともいわれています。したがって、世界には日本の総人口の半分くらいの 華僑・華人 がおられることになります。

では、この華僑・華人 (以下、華人) の方々はどのような国におられるのでしょうか?

アジアでは、インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナム、フィリピン、ミヤンマー、日本、韓国、などです。また、アジア以外では、アメリカ、カナダ、フランス、イギリス、ブラジル、アルゼンチン、など、世界中に広がっています。

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ほんの一例ですが、私が今まで親しくお付き合いした華人の方々をここで紹介したいと思います。

  • タイ:中国 広東省 潮州 にルーツをもつ方で、ご自身は2代目の華人、バンコックで文具の製造・販売・輸入卸商をされています。
  • ミヤンマー:中国 福建省 にルーツを持つ方で、ご自身は3代目の華人、ヤンゴンで輸入商をされています。
  • 台湾:私の妻の同級生の方 (台湾人) で、一族がアルゼンチンでワイナリーを経営をされており、ご自身は台湾で自社ワインの輸入商をされています。

さらに、上記の方々に対する 私の印象 を申し上げるとすれば、「面子と信用を重んじる中華系商人 (あきんど) 」という表現が、最も適切ではないかと思っています。

例えば、商談では1円でも安くなるように、巧みな交渉を仕掛けてこられますが、いざ食事になると価格の話は一切せず、とても豪華な食事を準備して、楽しい会話とともに、客人がかならず満腹になるまで食を勧められる など、これがまさに 中華系商人 (あきんど) の おもてなし だと、私はいつもそう感じていました。

華人ネットワークについて

今度は、華人ネットワーク について述べたいと思います。

私が言うまでもなく、華人は、自国はもちろんのこと、世界中にネットワークを持っておられることが多いので、その情報の行き交うスピードは、日本人の想像をはるかに超えています。

例えば、商談中のTEA BREAKに、携帯電話で海外の華人ネットワークに連絡をとられるのはごく普通ですし、私のオファーが彼らのネットワークによって、世界に拡散されることも十分あり得る わけです。

では、華人や華人ネットワークとどのように付き合っていけばよいのでしょうか?

それはやはり、華人企業に対する自社のオファーが、華人ネットワークに漏れてしまう可能性を、常に考えておくべきです。すなわち、「ここだけの・・・」は通じないということを理解しておいた方がいいでしょう。

例えば、華人企業が見積価格を受け取れば、彼らは知り合い筋にある程度まで情報を与えて、その価格レベルを調べるでしょう。また、自社が受け取った見積価格がベストに近いと感じれば、もうそれ以上、華人ネットワークにその情報は漏らさないと思います。

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ここで皆さんの中には、華人ネットワークを利用したいと考える方もおられるのではないでしょうか。

まさにその通りで、華人ネットワークを使ったアジア展開も十分あり得ると思います。

今から30~50年位前に日本企業が、中国大陸にビジネス進出する際に、香港や台湾企業と合弁で進出するケースが結構ありました。今でもその手法を使った中国進出は少なからずあると思います。

ですから、華人企業が多く進出しているアジア地域において、日本企業が華人企業と合弁で進出するという手法も十分あり得る話だと私は考えています。

ただし、日本企業は、華人企業と合弁で進出するための「成功のストーリー」をしっかり準備しておくべきとは思います。

合弁で進出することは「成功 も 失敗 も 合弁相手とシェアする」という意味ですから、そこには「面子と信用を重んじながらも、自社の成功へのストーリーが必要」と私は強く感じます。

また、華人企業はオーナー企業が多いので、経営判断がとても早い ことを理解しておくことも大切ではないでしょうか?

中華圏ビジネスについて

中華圏ビジネスには 王道や近道 はなく、また 時間と経験 が必要なことは、私が海外貿易30年を通じて素直に感じることです。

専門書やインターネット上の情報だけではなく、「実際に目で見て経験する」ことでしっかり実践力をつけたいものです。

また時には、中華圏ビジネス経験者から、「苦労話や失敗談を聞く」ことも、皆さんにとっての 指南書 (大きな手助け) となることでしょう。

【関連ブログ】

中華圏で使われる漢字と言語について ~その違いを理解しよう!~

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*最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。*

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これこそが合同会社 PLAN IN PLACE の 使命 であり、また 願い でもあります。

本気で海外市場開拓を目指す経営者・事業責任者の方々とともに、「売れるストーリー」を見出し、実現まで伴走できることを心待ちにしております。

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