台湾市場の物価相場について ~現地の相場感覚を身につけよう!~

台湾貿易の知識

こんにちは、合同会社 PLAN IN PLACE 代表の西村です。

私は海外貿易に従事して30年余り、海外出張ではアジアを中心に数百回、また海外勤務では 香港・中国(上海市・昆山市)・台湾(台北市)・ミヤンマー(ヤンゴン)を経験しました。

どの国においても、その地で暮らす 人々の風景 があり、また 歴史や文化 があります。そういった中で、私自身が日本企業という名の下で、海外の方々と商取引(貿易)をさせていただいたことに、今は感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも私自身が、「各国の歴史や文化を正しく認識したうえで、海外の方々と WIN-WINの関係 を構築できるよう、努力を積み重ねていきたい」と考えています。

それでは最後までよろしくお願いします。

*今回は「台湾市場の物価相場について~現地の相場感覚を身につけよう!~」 がテーマです。*

台湾市場の物価相場で感じること(一般論)

私が、初めて台湾に業務出張したのは、今から31年前の1992年です。その後、ご縁あって私の妻(台湾籍)と1995年に結婚しました。

それ以降、台湾の親戚や知人と交流する中で、台湾における物価の相場感覚については、見たり聞いたりしながら、自分なりに経験を重ねてきました。

そして、私が今でも覚えているのは、台湾において「月々の給料が5万台湾元を稼げれば、男として一人前」という一般的な考え方(例え)があったことです。

現在、台湾のエリート層や大手企業で勤務される方々には、このような考えは当てはまらないとは思いますが、この言葉はある意味、今でも通用するような気がします。

私の経験や感覚から言えば、多くの場合「日本の物価相場感覚から0を一つとれば、台湾の物価相場感覚に近づく」と思っています。極端な言い方をすれば「日本人の1,000円の感覚は、台湾の方々の100台湾元に近い」と私は感じています。

この考えは、あくまで私の経験をもとにした 一般的な相場感覚 なので、100%正しいとは言い切れません。けれども、全く間違っているというつもりもありません。

ではここで、私が感じる 日本の物価相場感覚と台湾の物価相場感覚 (一般論)を少し紹介します。

例えば、知人や友人の結婚式のお祝いの金額は、日本だと3万円前後が多いと聞きますが、台湾の場合は2~3千台湾元が多いと推定します。

同じように、お年玉(台湾では 過年紅包)の場合、日本では1万円を基準に、年齢に応じてその金額を判断することが多いと思いますが、台湾も同様に1,000台湾元を基準に、年齢に応じてその金額を判断します。

また、台北駅(台北市)から左営駅(高雄市)までの 台湾高速鉄路局の普通車両指定席(台湾の新幹線)の金額は、おおよそ1.5千台湾元です。ちなみに日本では、東京駅から新大阪駅まで新幹線で移動すると、のぞみ・指定席の金額は、おおよそ1.5万円です。

しかも、台湾の方々にとって台北市から高雄市への移動は、日本人が 東京から大阪に移動する感覚に近いものがあります。更に、台湾における 台北と高雄の関係(相手の感じ方)は、あたかも日本における 東京と大阪の関係 に近いものがあることも、ここで付け加えておきます。

台湾市場の物価相場で感じること(各論)

今までは、私が感じる 日本の物価相場感覚と台湾の物価相場感覚 (一般論)について述べてきました。ここでは、そうとは限らない場合(各論)についても、少し述べたいと思います。

一番わかりやすい例は 家の価格 です

日本では、大都市を中心に不動産バブルの再燃?と感じるほどの価格で家が販売されていますが、台湾においても全く同じ状況で、異常とも思える驚愕な価格 で家が販売されています。

私が日本で自宅を購入した時、不動産会社から聞いたアドバイスは「家の購入価格は年収の5倍程度、頭金は30%を基準に考えてください」という言葉です。今から思えば、確かに一理ある言葉だと感じますが、今の日本や台湾における 大都市の家の販売価格 はどうでしょうか?

台湾の大都市で、不動産会社の住宅販売価格を見ると、数千万台湾元レベルという販売価格を目にすることが結構あります。台湾においては 夫婦共働き がほとんどですから、世帯総収入は多いかもしれませんが、それにしても日本円で億単位という価格の家を、台湾の方はどう思っておられるのでしょうか?

例えば、私の知人は台北市内の中心地に住んでいますが、30年前は400万台湾元程度で買えた中古住宅(マンション)が、今は4,000万台湾元を超える相場になっていると言っていました。

こういう場合、私が述べた日本と台湾の物価相場感覚は一般論では全く通用しません。このような現象は、もちろん家以外でも見受けられますが、今のところは、私が述べた物価相場感覚は、まだまだ使えることが多いと感じています。特に消費財の分野においては、この感覚は今でも通用することが多いのではないでしょうか?

価格設定について感じること

私は日本人ですので、台湾の方々の物価相場感覚を100%理解することは難しい と感じています。しかしながら、台湾に30年以上関わっている経験から、台湾の方々の 日々における金銭感覚 も学ぶことができました。

商取引における「価格設定」は一番難しいカテゴリーであることには間違いありませんし、価格設定に関しては、 多くの企業が 成功や失敗 を経験しています。なぜならば、その企業の 営業戦略 によって、成功する場合や、そうならない場合があるからです。

しかしながら、どのような商材であっても、十分なマーケティングのもと、最後は 自分や自社が思い描く「成功へのストーリー」を信じて、全力でそのストーリーを実現させるための努力が必要 なのではないでしょうか?

また、成功へのストーリーを考えるには、「原点」となる想い (事業の本質)・理想的な将来像 が必要です。加えて、経営者・事業責任者の方々が「将来どうなっていきたいのか」をステークホルダーに知らせることも、大変重要なことであると私は思います。

皆さんはどのような「成功へのストーリー」を想い描かれますか?

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*最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。*

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