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こんにちは、合同会社 PLAN IN PLACE 代表の西村です。
私は海外貿易に従事して30年余り、海外出張ではアジアを中心に数百回、また海外勤務では 香港(2回)・中国(上海市・昆山市)・台湾(台北市)・ミヤンマー(ヤンゴン)を経験しました。
また、香港・中国・台湾・ミヤンマーを除いた出張回数で言えば、第1位:韓国(80回)・第2位:インド(28回)、第3位:タイ(23回)となります。
よって私にとってこの3カ国は「生涯の親友がいる、思い出深い国」と感じています。
さて今回も、できるだけわかりやすく、また役に立つ情報をお伝えしていきます。
それでは最後までよろしくお願いします。
*今回は「海外輸出時の建値について~円建て貿易のメリット・デメリット~」がテーマです。*

公共機関などが開催する 初心者向け貿易セミナー では、セミナー参加者(企業)に対して「決済通貨を日本円(¥)にすること」を推奨しています。
国際貿易に慣れていない ビギナー(企業)にとって、決済通貨を日本円(¥)にすることは安全な方法であると私も思います。しかしながら、国際貿易に取り組むビギナー企業にとっては正解とは言いつつも、実際にはそうとは限らないこともしっかりと理解すべきです。
間接貿易では、国内・海外 商社が介在するため、自社が「円建て」で見積り・出荷をしても、商社が取引を成約させるために「 ドル建て($)やユーロ建て(€)などに変換」して、海外バイヤーと契約していることがほとんどです。
直接貿易では、自社が「円建て(¥)」で見積り対応すれば、ブランド力(技術力や知名度など)が高くない場合は、ほとんどの海外バイヤーが「NO!」と言うでしょう。なぜなら、日本円と自国通貨の交換においては、大きな為替リスクが生じるからです。
私の経験から言えば、直接貿易で円建て対応ができるのは「ブランド力のある商品」だけで、それ以外のほとんどはドル建て対応です。「円の国際化」と言われて長い年月が経ちましたが、実際には「円は国際化していない」と私は感じています。
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日本の輸出企業からすれば、円建て対応は自社にとって為替リスクを回避できる容易な方法《メリット》と思います。しかし海外バイヤーからすれば、為替リスクを一方的に負担させられるため、それにより現地の販売価格を変動せざるを得なくなる可能性が出てきます。
また、日本の輸出企業が円建ての出荷価格をかたくなに維持するあまり、為替変動による現地価格の上昇を招き、その結果として販売数量(=輸出数量)が減少すること《デメリット》が多く見受けられます。
これでは「WIN-WINの関係構築」にはならず、自社にとって本来の目的(例えば、海外輸出で国内需要の減少をカバーする など)にそぐわない結果となります。
もう一つ考えられることは、アジア地域においては 中国・韓国・台湾 などの商社やメーカーが、輸出先企業と見積りや受注時にドル建て取引をする限り、日本の輸出企業も競合他社と同様に、ドル建て取引をせざるを得ない状況になることです。
さらに言えば、世界の外国為替市場においては、ドルが最も使用されている通貨なので、ドル建ての取引コストは低く、それゆえ 為替リスクヘッジ もいろいろ考えられます。
また、船賃や保険料など、国際物流コストもドル建てが一般的なので、そういう意味においては、世界における価格体系そのものが、ドル建て基準 になっていると言えるかもしれません。
なお、外国為替市場の取引額・通貨別シェアをみると、2022年度は 第1 位:ドル・第2 位:ユーロ・第3 位:日本円 となっています。日本円を 1 とするとユーロは2倍程度、ドルにいたっては5倍以上の取引額であることを、私たちはしっかりと リマインド すべきでしょう。

私の経験から言えば、直接貿易で「円建て対応」ができたことは非常に少なく、そのほとんどは「ドル建て対応」でした。また、ある国の海外バイヤーからは「海外決済時《送金時》は ドル建てではなく、ユーロ建て にして欲しい」と依頼され、それを実行したこともあります。
おかげさまで、私自身は海外決済においてトラブルを経験したことは一度もありませんが、海を越えた取引であっても、お互いに「対等な関係=WIN-WINの関係」であるべきと私は考えています。
「外貨建て対応」であっても、見積りや出荷時において、十分な対策(例えば、見積時に為替レンジを規定するなど)をしておけば、結果的には大きな問題にはならないと考えます。また、社内体制を構築していくことで、直接貿易にも十分対応できるようになるのではないでしょうか。
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世界に誇れる「逸品」が、世界の市場を切り開いていく喜びを貴社とともに分かちあい、そして最後にはWIN-WINの関係が構築されていること。
これこそが合同会社 PLAN IN PLACE の 使命 であり、また 願い でもあります。
本気で海外市場開拓を目指す経営者・事業責任者の方々とともに、「売れるストーリー」を見出し、実現まで伴走できることを心待ちにしております。
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